はじめに
プログラミングを学び始めるあなたへ。コンピューターの世界へようこそ!プログラミングは、コンピューターに命令を出し、思い通りに動かすための方法です。でも、その前に知っておいてほしいことがあります。それは、コンピューターは “おバカ” で “従順” だということ。この記事では、コンピューターと上手に付き合うためのコツをお伝えします。
コンピューターは “おバカ” ?
私たちは普段、コンピューターを賢い機械だと思っています。確かに難しい計算をこなしたり、大量のデータを瞬時に処理したりできます。でも、実はコンピューターは単純な命令しか理解できない “おバカ” な面があるのです。
例えば、HTML というWebページを作るための言語を見てみましょう。HTMLでは、”タグ” と呼ばれる特別な命令を使います。
html
<h1>見出し</h1>
このように、<h1>
と </h1>
で囲まれたテキストは、「これは見出しですよ」という意味になります。
人間なら、適当に書かれたテキストを見て「これは見出しかな?」と推測できます。でもコンピューターにはそれができません。「ここが見出しです」「ここが本文です」と明示的に教えてあげる必要があります。
コンピューターは “従順” !
コンピューターは賢くないかもしれませんが、とても “従順” です。私たちが命令したことは、忠実に実行してくれます。
先ほどの見出しの例で言えば、<h1>見出し</h1>
と書けば、必ず「見出し」としてテキストを表示します。これが、<h2>
だったり、<p>
だったりすれば、また違った表示になります。コンピューターは私たちの命令通りに動いてくれるのです。
でも、ここで注意が必要なのは、コンピューターは “融通が利かない” ということ。例えば、
html
<h1>見出し
と書くのを忘れたら、意図した通りの表示にはなりません。コンピューターは「見出しのはずだけど、ちゃんと命令されてないな」とは思ってくれないのです。
コンピューターと仲良くなるために
コンピューターの “おバカ” で “従順” な性質を理解したら、あとは上手に付き合っていくだけ。「これをやったら、コンピューターはこう反応してくれる」ということを意識しながらプログラミングをしていきましょう。
最初はうまくいかなくて、イライラすることもあるかもしれません。でも、それは私たちの命令が足りなかったり、間違っていたりするから。コンピューターは悪くないのです。
プログラミングの醍醐味は、”おバカ” だけど “従順” なコンピューターを思い通りに動かせた時の喜び。そのために、コンピューターの言葉を学び、正しい命令を出せるようになることが大切です。
コンピューターは私たちの良きパートナーになってくれます。一緒に学んで、成長していきましょう!
最初のHTMLファイルを作ろう
そのほかにも、一番手っ取り早くできることから試してみましょう。
まずは、メモ帳やテキストエディットを起動し、以下のような簡単な文章を入力してみてください。
〇〇さんの冒険
むかしむかしあるところに、勇敢な若者の〇〇さんがいました。
入力が終わったら、ファイル名を「sample.html」などとし、デスクトップなどに保存しましょう。ファイル名の最後は必ず「.html」にしてください。そして保存したファイルをダブルクリックしてWebブラウザで開けば、あなたの最初のWebページの完成です!

タグでテキストに意味を持たせる
先ほど作成したHTMLファイルをよく見ると、元のテキストの改行が無視されているのがわかると思います。これは、HTMLが単なるテキストではなく、タグを使ってテキストに意味づけをする言語だからです。
試しに、先ほどのHTMLファイルを以下のように変更してみましょう。
htmlCopy code
<h1>太郎さんの冒険</h1> むかしむかしあるところに、勇敢な若者の太郎さんがいました。

タイトルを<h1>
と</h1>
で囲んでいます。これらをタグと呼び、テキストに特別な意味を持たせることができます。<h1>
は「これはトップレベルの見出しですよ」という意味のタグです。
変更したHTMLをWebブラウザで開くと、タイトル部分が目立つようになったのがわかるでしょう。わずか数文字の追加で、ページの構造に意味づけができるのです。これがHTMLの特徴であり、プログラミングの基本的な考え方の一つでもあります。
改行を入れるには
HTMLファイルに文章を書いていて、テキストの途中で改行したくなることがあります。しかし、単に改行を入れるだけでは、Webブラウザではそれが反映されません。テキストに改行を入れたい場合は専用のタグを使う必要があります。
<br>
というタグを使うと、そこで改行されます。以下のように記述してみてください。
html
<h1>太郎さんの冒険</h1> むかしむかしあるところに、勇敢な若者の太郎さんがいました。<br> ある日、太郎さんは立派な剣を手に入れ、旅に出ることにしました。

<br>
タグを挿入した箇所で改行が入り、意図した通りのレイアウトでテキストが表示されるはずです。

まとめ
HTMLは、タグを使ってテキストに意味づけをしていく言語です。たとえ1つのタグでも、それを使うことでWebブラウザにテキストの構造を正しく伝えることができます。
プログラミング言語は、人間の自然言語とは異なり、曖昧さを許容しません。タグの付け忘れなどがあると、意図しない見た目になってしまうことがよくあります。これは、コンピューターが単に与えられた命令の通りに動作するためで、「融通が利かない」と言えるかもしれません。
しかし、これを裏返せば、HTMLのルールさえ覚えてしまえば、自分の思い通りにWebページを作れるということです。プログラミングの醍醐味は、コンピューターに自分の意図を正確に伝え、思い通りに動かせるようになることにあります。
HTMLはそのための入り口に過ぎませんが、タグの使い方をマスターすることで、プログラミングの基礎となる考え方を身につけることができるでしょう。まずはシンプルなHTMLをたくさん書いて、Webページ作りとプログラミングを楽しんでみてください。
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