Tableauとは何か?ーデータ分析の民主化を推進しているともいえるBIツール

Tableauサービスとは?

Tableauは、もともとは「モンスターズインク」や「トイストーリー」等の映画を世に出した、ピクサー設立当初のメンバーが立ち上げたサービスです。2013年には日本法人も設立されています。スタンフォード大学のコンピュータサイエンス学部でのアカデミック研究がルーツとされています。今現在は、Salesforceにより買収されています。東京都中央銀座に日本法人オフィスを構えています。

『 誰でも簡単・短時間に、データの要所を見つけ出せる 』 ようになることを目的に生まれたBIツールです。Tableauを使うことで誰もが簡単にデータ分析ができる世界を目指しており、その構想は「データ分析の民主化」を目標としているともいえます。ピクサーのメンバーが立ち上げたサービスということもあってかデザインや見やすさ等が重視されており、それらもデータ分析の民主化という構想を後押ししています。Tableauサービスは、Tableauを使う人を単純に増やしているのではなく、Tableauを導入することによって、社内にデータを見る文化を浸透させたり、データ分析ができる人材を増やしたりしながら成長しています。

リアルタイムにデータを共有できる

リアルタイム性があるため、その場でグラフをあれこれ作り変え、それらを共有することも可能です。また、そういった検討の結果、大幅な分析観点の変更があった場合にも、簡単な操作で即時に分析の観点変更が可能です。

この場合、Excelの場合では、都度ファイルを編集して、ローカルで編集したファイルを再度送付・共有したりと、リアルタイムにデータを共有するといった点では運用が難しいのが正直なところです。

一方でTableauでは、「ダッシュボード」というものを作成しておき、見てほしい人に権限を付与しておくことで、データを見たい人はいつでも、リアルタイムに閲覧することができるのです。

これにより、視覚化結果の確認を効率的に実施できます。さらに、グラフを連動させて表示させることで、新たな気付きを得るきっかけとなったり、上記の②で紹介した「リアルタイム」で結果を確認する際にも意見を引き出すコミュニケーションツールとして利用できるなど、深掘り分析を高度化できるという効果も期待できます。

大量のデータを扱える

次に、大量のデータを扱えるという点です。従来のExcelでは、100万件の壁といわれる上限があったり、また10万件を超得てくると挙動が遅くなったりと、どうしても扱えるデータに上限がありました。それに対して、Tableauでは、1億件を超えるデータの処理も問題なくこなせるといわれています。正しくは、TabelauServerにおいては、インポート可能なデータ量や行数、列数等の強制的上限は設けられていません。サーバー容量に対してあまりに膨大なデータを登録する場合には挙動の遅延等の可能性もありますが、基本的にはExcelよりも、大量のデータを扱いやすいとされています。ある企業では、Excelだとデータ量の上限で運用が難しいため、Tableauでのデータ分析に切り替えた、という事例もあります。

このように大量のデータの処理に耐えうる特性から、例えば製造業や物流業において発生する大量の製品データや配送網データ等の取得や集計にも役立てられている事例が増えています。TableauのようなBIツールを活用して、製品別の不良品率の相関分析から、配送網の効率性分析等を行うことも可能です。

接続できるデータソースが豊富にある

最後に、接続できるデータソースが豊富にある点も、Tableauを使う魅力の一つです。ファイルのインポートや、外部サーバーからのデータ取得など、「コネクタ」機能が充実している点もTableauの強み。商談管理システムや受発注システムなど、外部のシステムも、データをサーバー経由で簡単に取得できるようになっています。

都度の集計や共有を排除し、データ活用を効率化できる

企業の経営や業務の現場におけるデータは、未だ有効に活用されていないケースも多く、様々な課題があるとされています。

例えば、現場の営業が報告数値をまとめるのに毎回、Excelの集計に多くの時間を要していたり、最初に用意したシート参照できるデータでは足りず、補足の Excel ファイルを個別に都度作っていたり、

現場からデータを回収できても、その明細の件数が膨大のため、再度サマリしたものを集計していたりと、データ活用の裏には非効率な業務が多く存在しているのです。分析をしていると、分析対象のデータに変更があった場合などに、変更後のデータで再度、集計や分析を実施したい場面が多くあります。

この場合従来のExcelですと、作成したシートを自動更新するためには、マクロを組むなどプログラミングが必要な場合があります。

一方Tableauの場合はプログラミングの知識がなくても、データに更新をかけた場合に再度、更新後のデータを使って最新の分析結果を自動取得することができるようになります。

これにより、繰り返しの分析作業にかかる時間の短縮や、分析作業のミスを防ぐことが可能です。定期的に更新されるデータを使って定期的にレポーティングをしたい場合に便利です。

おわりにーTableauはデータ分析の民主化を推進するともいえるBIツールである

以上、まずはTableauとはどのような機能があって、どのような使い方ができるこかについて、概要をお伝えしました。Tableauは、データ分析を行えるツールであるだけではなく、すべての人がデータ分析を行えるようになる特性を持ち合わせているのです。プログラミングを学んでいなくても、簡単で使いやすいその操作性から、誰でもデータ集計やグラフ作成ができるように設計されています。Tableauが公開しているブログ記事にも、以下のように「データの民主化」をとても強く意識していることがわかります。

Tabelauは、「データの民主化」により、データがどこにあっても、どんなデータでも利用でき、誰もがデータを理解し、インサイトを得て、温計を受けられるようにすることを目指しています。

「民主化」というとかなり大がかりなことと思ってしまいますが、社内のことと置き換えると、それは「部門の誰もが数値を見られるようになる」「数値をもって分析ができる」「部門の予算達成等の目標に向けた施策を打ちやすくなる」といったことも起きうるのです。経営者であっても、経営者でなくても例えば部門の管理者や、いち営業担当者であっても同様です。もし、少しでも興味のある方は学び始めてみるとよいかもしれません。

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