会社が融資の相談をする場合には、いろんなパターンがあります。経営難の可能性もありますが、必ずしもそのような理由ばかりではありません。例えば積極的な投資を見据えての資金繰りが一例で、これから設備投資をして会社の利益を伸ばしていくパターンも考えられるわけです。あるいは支店などを作っていくためにお金が必要になるケースもあるかもしれません。このように会社がお金を借り入れるパターンと言うのは、経営的に問題がありお金を借りなければやっていけない場合と、これから規模を拡大する場合の2種類が考えられるわけです。もちろん現状維持で借り入れをする場合もあるかもしれませんが、大抵の場合最初の2つのどちらかになります。借入先の金融機関である銀行や信用金庫などでも、最近はカードローンなどの商品も取り揃えていますが、カードローン等の制度を利用するような会社はほぼありません。定期返 … [もっと読む...] about お金を貸す側はシビアに見る!決算書は「2期・3期比較」等時系列で傾向を見られる!
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銀行員は決算書のPLをどのように見ているのか?資金繰りに成功しやすくなるための経営者としての心得についてご紹介
銀行に融資を申し込んだ場合には、必ず決算書の提出を求められることになるでしょう。この決算書にどのような内容が記載してあるのかによって、融資の結果に大きく影響を及ぼします。融資の審査を行うにあたっては一定のルールが設けてあり、審査でどのようなポイントが重要なのかは決まっています。融資を申し込む際にはその準備として、どのような項目が審査で確認されるのかを知っておくことが大切です。中小企業で経営を改善しようと思うと、まずは投資が必要になります。もちろん自己資金のみでも事業を推進することはできなくはないですが、大きく成長しようと思ったときには、金融機関からの借り入れ等を活用して投資資金を確保することも必要になってきます。銀行対応で困っている方や融資の際に銀行員にどのように決算書を見られているか気になる方はぜひ、お読みください。 銀行員は決算書のPLをどの … [もっと読む...] about 銀行員は決算書のPLをどのように見ているのか?資金繰りに成功しやすくなるための経営者としての心得についてご紹介
自己資本比率を高める方法
会社の安全性を知ることができる指標として、ビジネスで役立つ数字の1つに、自己資本比率と呼ばれるものがあります。これを目安にすることで、取引相手がどれだけ安全であるかどうかその安全性を把握することができ、安定した商売を維持しやすくなるのです。自社の自己資本比率についてどうやって計算すれば良いのか、その方法を教えることにより、健全な経営を目指すことにもつながります。そもそも自己資本比率とはどのようなものなのかと言うと、会社の安全性を見られる基本的なものに当たります。安定性、独立性等を把握することができ、会社経営における将来性まで見通すことも可能です。この自己資本比率の使い方を把握しておくことにより、経営者として判断基準に生かすことができ、自社を更なる成長に導くことができます。なぜ自己資本比率が会社の安全性を知る指標に使われるのかと言うと、それは企業にとって … [もっと読む...] about 自己資本比率を高める方法
損益計算書のいろんな段階の利益〜粗利益から当期純利益まで
会社の損益計算書って、見たことありますか? 会社の損益計算書とは、財務会計で会社に作成が求められる「財務諸表」の一つで、損益計算書は、「会社がいくら儲けていくら損しているか」を数字で表した書類なのです。 ここでは、損益計算書で算出可能ないくつかの利益項目についてまとめてみたいと思います。 売上総利益 売上高から販売した商品等の売上原価を差し引いた金額をさします。実際の業務ではよく、「粗利」と呼ばれています。 営業利益 営業活動の過程では、従業員の給料や交通費など、さまざまな経費が発生しますが、これら経費のことを、会計では「販売費及び一般管理,と呼びます。 売上総利益から、この「販売費及びー般管理費」を差し引いた利益は、営業活動の成果を表わすものとして「営業利益」と呼びます。 経常利益 企業には、本業の活 … [もっと読む...] about 損益計算書のいろんな段階の利益〜粗利益から当期純利益まで